億スキャFX
1. 億スキャFXとは?
「億スキャFX」は、クロスリテイリング株式会社がリリースしているFX情報商材です。
「億スキャFX」の開発者である?橋良彰氏の肩書きには「プロップトレーダー」と書かれています。この肩書きは、ディーリングを専門とした金融機関で働く人のことを指すものとされています。
またプロットファームとは、顧客から資金を預かって、それを運用するのではなく、自社で用意した資金を運用することで利益を上げることを目的とした会社のことを指します。「億スキャFX」の開発者である?橋良彰氏は、このプロップファームの代表も務めており、、さらに今もなおプレーヤーであるということになります。
?橋良彰氏は日本には100名も保有者がいないとされている米国シリーズ3・商品取引員免許保持者でもあります。
この資格を保有していることで、アメリカでの商品先物契約や商品先物契約のオプションを販売することが可能になる資格を保有することができます。「億スキャFX」の商材を見ていくと、執行時間足が5分足と設定されており、取っているスタイルはスキャルピングになっています。
ここで推奨されている通貨ペアは、米国ドル円、ユーロドル、豪ドル円、ユーロ円、ニュージーランド円の5つとなっていて、比較的小さい通貨ペアが中心となっています。各通貨ペアはそれぞれ、おおよそではあるものの、トレードチャンスは1日に4から5回程度ありますから、全ての通貨ペアにこれを行うと、単純計算ですが、1日に20回から25回のトレードチャンスがあることとなり、1ヶ月で400回程度のトレードチャンスがあるということになります。
さらに、推奨通貨ペア以外の通貨であってもトレードは可能ですから、その場合には、トレードチャンスはさらに増えることになります。「億スキャFX」の基本的なロジックは、短期、中期、長期という3本の移動平均線を表示させ、この3本の移動平均線がそれぞれ順番になったらトレンドの発生であるという判断をします。そして順張りで仕掛けるというもので、とてもシンプルで、こちらが驚いてしまうほどです。
ロジックには破綻が設計されておらず、超が付くほど王道の手法ではありつつも、そこに経験や実践から導き出された根拠のあるオリジナルロジックが組み込まれています。「億スキャFX」では、よく見られる移動平均線を表示するのではなく、少し工夫された移動平均線が使われています。
この移動平均線こそが「TMA」と呼ばれるものです。TMAとは「億スキャFX」を開発した?橋良彰氏の「TAKAHASHI」の頭文字である「T」にMoving Averageの頭文字を加えたことに由来すると言われています。このTMA(TAKAHASHI Moving Average)の移動平均線の最大のメリットは、トレンド把握における検知と感度が優れているというところです。
これまでの移動平均線と比べたトレードより検知が早いことから、通常のパーフェクトオーダーと比べたともトレンドに敏感で、早く乗ることができる印象を持つことができます。「億スキャFX」の中でパーフェクトオーダーにかかるシグナルを出してくれは、一目均衡表の「雲」と呼ばれています。
短期、中期、長期の3本の移動平均線がパーフェクトオーダーを完成させると、チャート上に矢印シグナルを出してくれます。「3MA_Cross_w_Alert_v2GS2.mq4」というインジケーターが活用された手法になっていて、高橋氏はこのことに「シカゴ流」を持ち込んだとも言っています。
「億スキャFX」には、初心者であっても簡単に、パーフェクトオーダーを目視によって確認することが可能で、オリジナル・インジケーターである『マルチタイムスコープ』が付帯されています。「ドット」表示は、サブウインドウに表示されることになり、時間足はそれぞれ、5分足、1時間足、4時間足、日足で表示されます。このことで、それぞれの時間足のトレンド状態がを簡単に確認することができるようになっています。
また、赤ドットは上昇トレンドを、青ドットは下落トレンドを、黄色ドットはレンジをそれぞれ示してくれます。4つの時間足がそれぞれ、赤または青のドットを示していれば、極めて強いトレンドが生じている状態にあるとされ、より優位性の高いトレードが可能になっていると言えます。すべての時間足のドットが揃うことは、滅多になく、あまり考えられないかもしれませんが、もし揃えば、これはば優位性の高いシグナルであると捉えることができます。
「億スキャFX」では、パーフェクトオーダーツールとマルチタイムスコープという2つが用意されています。パーフェクトオーダーツールにおいては、TMAを見なかったとしても、示される色でパーフェクトオーダーを判別することが可能となっています。またマルチタイムスコープにおいては、上位足のトレンドを色で把握することが可能です。
この2つのツールをうまく使うことによってトレード以外の相場を把握する作業を最大限少なくする仕組が取られています。例えばパーフェクトオーダーが発生している時に着眼すべきポイントは、メインウィンドウにおけるTMAのパーフェクトオーダーのみであると反応が遅いことです。このため、TMAと合わせて同時にマルチタイムスコープを見ることで、青色から赤色に変わったタイミングで決済を入れると勝ちトレードとなって、TMAとマルチタイムスコープを合わせると勝ちやすいと言われています。
MTFという環境認識を取り入れており、単なるパーフェクトオーダーに止まらず、4つに渡る複数の時間足のトレンドをひと目で確認することができます。このことで、上位足にあるものと同調する形で仕掛けていくことが可能となり、パーフェクトオーダーにおける優位性を高めることが可能になる工夫がなされています。
「億スキャFX」においてロジックのベースとなっているものは、MTFによるパーフェクトオーダーのシグナルを、一目均衡表の中の雲でフィルタリングされたものになっています。「億スキャFX」では、付帯されているインジケーターを使いながら、定められた方法通りにトレードをすることで、?橋良彰氏が行っているトレードを再現できる旨の解説が行われているものの、実際のトレードには、今起きていることに対しての判断や、その際の裁量が大いに必要であることは言うまでもありません。
損は小さく、利は大きくというFXにおける基本でもある「損小利大」を実現するため、感情的になることなく、トレンドの終焉まで追いかけたい気持ちもありますが、どこでトレンドが転換を迎えることになるかを予測することが誰にもできないというところが、とても難しいところです。また「億スキャFX」のパッケージに付与されているユーザーサイトには初心者にも易しく解説された、FXの基礎から口座開設の方法、さらにMT4の使い方や資金の管理方法などが用意されています。
またパッケージの購入した後に設定できるメルマガにおいても追加レクチャーや実践リアルトレード動画などが用意されています。開発者である高橋良彰氏が「億スキャFX」のユーザーのために、実践に役立つ情報を定期的かつ頻繁に提供してくれることから、買い切りのFX教材であれば、この利便性の高いサポートの提供は評価できるのではないでしょうか。
2. 億スキャFXャ口コミ評判
「億スキャFX」のパーフェクトオーダーは極めてシンプルでありながら、汎用性の高い戦略になっています。またMTFを取り入れることで、相場の動きを敏感かつ適切に判断しながらトレードを行うことを可能にしてくれています。
このお陰で、使っているそれぞれのトレーダーに合わせながら、自分なりのアレンジを加えやすいというメリットがあります。
「億スキャFX」のようにフィルターとして一目均衡表の雲を活かしたものや、他にも示されるテクニカル指標を加えていくことでより優位性を高めることなど、アレンジのしやすさは自分次第でもあります。この点において、「億キャスFX」は優れた拡張性を持つFX商材と言えるのではないでしょうか。
「億スキャFX」の最大の特徴でもあるTAKAHASHIメソッドでは、最低限の裁量判断が、最初から組み込まれているとされて、これが「パーフェクトオーダーツール」に含まれていることから、後のルールも倣う形でロジック通りに行うことで、高橋氏のトレードを再現できるものであると謳っているものの、当たり前ですが実際には、その場の裁量判断は大いに必要になります。
利益を生むためのルールは明確であったとしても、その利益を伸ばすための裁量判断は不可欠であることは言うまでもありません。
ただ「億スキャFX」では、サポレジラインなどを活用することで裁量判断のタイミングなどを取り入れる方法が会員サイトで解説されていることはメリットかもしれません。
3. 億スキャFXまとめ
「億スキャFX」でベースとなっているロジックは、MTFのパーフェクトオーダーです。複数の時間足のトレンドに注目することで、長期、中期、、短期、さらに執行足のトレンドが揃ったタイミングで順張りで仕掛けて行くことができます。
これはまさに王道やり方であり、汎用性や優位性の高さは実証されていると言っても良いでしょう。さらに「億スキャFX」では、高橋良彰氏が開発したTMAという独自のパーフェクトオーダーを完成させる移動平均線を示してくれます。
これを活用することで、パーフェクトオーダーをより迅速に捉えることが可能で、トレンドに敏速に反応することに成功できます。またMTFを取り入れることで、相場を判断しながらトレードすることを可能にしています。
とは言うものの、裁量判断は不可欠であることは言うまでもなく、裁量スキルを得るには、経験を積むしかありません。利益確定の判断は、一筋縄ではいかないものです。トレンドが終わるギリギリまで利益を伸ばしていく切り込みが絶対的に必要になります。
それでも「億スキャFX」を活用しながらトレードを繰り返しつつ、会員サイトで解説されている裁量スキルを身に付けていくことは、武器の一つになるかもしれません。